僕が主宰するPolaris Academy of NLPの
NLP個人レッスン:ポラリスコース(全8レッスン)を受講された方の
レッスン・レポートです

本州の端より、3か月にわたって
わざわざ東京までレッスンに通われた受講生Nさんです。

NLP個人レッスンは
NLPプラクティショナーコースなどの資格取得コースとは違って
受講される方のニーズに合わせたオリジナルなカリキュラムで
レッスンを進めていきます。

そして
NLPプラクティショナー同等のレベルを習得して頂く課程で
受講生ご本人の悩みや問題も自然に解消されていくように
工夫を凝らしています。
(1レッスンのみのコースは、サブモダリティの体験だけとなっております)

さて
最終回を迎えたNさんのレッスンは2日連続で行いました。
遠方よりお越しのため、泊りがけでの受講なのです。

Nさんは
1ヶ月後、大切な講演会を控えております。
ですが
極度の緊張症で、人前でのスピーチに全く自信を失っていました。

そこで
人前でのスピーチが病みつきになってしまう事を
2日間のアウトカム(目標)に設定して
NLPスキルの習得にチャレンジして頂きました。

2日間のあいだに、
NLPスキルを総合的に縦横無尽に使う大技を
いくつか実習していただいたのですが
その中から、
ストラテジーというものを、ご紹介いたしますね。

ストラテジーは戦略と訳されています。
上手く行く時、上手くいかない時、
気分が高揚するとき、落ち込むとき
そういった人の行動のプロセスにおいて
逐次的に脳で行なわれる一連の情報処理ステップです。
ストラテジーの実際はこちらの記事で

今回、
Nさんには
NLPスキルを駆使したプレゼン・スピーチの実習を何回もして頂きました。
ですが
途中で頭の中が真っ白になって
セリフが全く出てこないという状態に
どうしても陥ってしまいます。

そこで、
その時、Nさんの脳で何が起きているのか(ストラテジー)を
導き出してみることにしました。

実際は、もっと混み入っているのですが
分かりやすくするために、簡略化して
スピーチに失敗するストラテジーを説明すると・・・

まず最初に
頭の左後方から
「だめだぁ・・だめだ・・・」というセルフトークが聞こえてきます。
(この時の視線は下方にとどまっている)

次に
実際に自分の頭が真っ白になっている映像が見えるそうです。

そして
全身に筋肉に緊張が走り
成す術もない結果となり撃沈します、ハイ。

五感による表象システムの
Ad⇒Vi⇒Ki
というストラテジー(戦略)の式が導き出されました。
サブモダリティって?

Adは、聴覚の中のセルフトーク(Aはオーディオ)。
Viは、実際に目で見たものではなく
脳の内部で表象される視覚的な映像(Vはヴィジュアル)。
Kiは、外部刺激ではない、身体に感じる感覚(Kはキネステティック)。
(記号は、流派によって様々で世界的に統一されてはいません)

これが、Nさんの
スピーチの途中で上手く行かなくなってしまうストラテジー。
(実際には、心臓のドキドキとか、いろいろなプロセスがあります)

このストラテジーを
上手くいくストラテジーに変えて
Nさんの脳にインストールしていきます。

使えるものは何でも使うのがバンドラー流NLP.。

というわけで
上手くスピーチし続けるストラテジー・プログラムを設計します。

ここでは
ステート(心理的生理的な状態)を連鎖させるという方法をとりました。

まず最初に
失敗ストラテジーの最初のステップである
「だめだぁ・・」というセルフトークと
その時のステートをアンカリングします。
「だめだぁ」という声を、ステレオ・サラウンドで
頭の中で大きくならしてもらって
いやぁ~なステートを増幅させてのアンカリングです(笑)
失敗する恐怖で心臓もドキドキしています(;^_^A
アンカリングって?

え??!!
って思いました?

NLPは、望んだ結果を出すためには
なぁんでも使ってしまうのです。
恐怖も、躊躇も、怒りも、決して無駄にはしません。
とってもエコなNLPです(^_^)

2番目。
Nさんはパチンコが大好きです。
ですので、その体験を使うことにしました。
パチンコで大当たりの打ち止めパターンに突入して
興奮してドキドキしちゃってるステートを
サブモダリティで極限まで増幅させて
違う場所にアンカリングします。
歓喜と興奮とドキドキが入り混じったようなステートです。

3番目。
同じくパチンコがらみで。
パチンコ禁断症状で、パチンコ屋の前で
「パチンコやりてぇ~っ!!!!」ともがき
血圧上昇するステート。
一種のデザイア(強烈な欲求ステート)ですね(笑)
それのステートも最大限に強めて
また違う場所にアンカリング。
(ちなみに、今は禁断症状が出るほどではないそうです・・・)

4番目。
半ば興奮状態で夢中になって
誰かを説得している時のステート。
たとえば
これから自殺しようとしている人を
必死になって説得しているような場面。
それも、めちゃくちゃ臨場感を強めてアンカリング。

このあと
アンカリングが成功しているかをテストします。
テストは上々でした。

次に
チェイニング・アンカーというNLPスキルを使って
これらの4つのステートが
連鎖反応的に続けて起きるように
脳に学習させます。

1番のステートがNさんに現れると
それがきっかけとなって
自動的に2番目のステートが現れます。
すると
2番目のステートが合図となって
自動的に3番目の状態(ステート)に入ります。

こんな感じで
ステートの自動連鎖発火装置を脳にプログラミングするのが
チェイニング・アンカーです。

するとどうなるかというと
「だめだぁ・・」というセルフトークが聞こえてきて
緊張のドキドキになればなるほど
次の瞬間には
無我夢中でお話をしているステートに突入します。
凄いでしょ・・!!

でも、ホントかなぁ・・・
なぁんて思ってるあなた・・・。
NLPをあなどっっちゃいけまっせん(^_^)

このワークの後
NLPのタイムラインについての
プレゼン・スピーチをNさんにして頂きました。

僕は、思わず「ブラボー!」と拍手をしてしまいました・・・!

これまでのNさんとは、全くの別人!
ぐいぐいと話しに引き込まれ
しかも3分という制限時間きっかり!

最初Nさんも、いったい自分に何が起こったか
わからない様子でした。

話し終わったあと
とってもいい感じのドキドキ感と充実感が
心地よく身体を満たしていたそうです。

でも、これで終わりじゃぁありません(笑)

最後の課題は
ネステッド・ループでのスピーチ。
ネステッド・ループとは
おおざっぱに説明すると
いくつかのお話をバラバラにしてスピーチする手法です。

AとBとCの3つのお話があるとします。
これらの3つのお話を、途中で切り替えます。

A⇒B⇒C⇒B⇒A⇒B⇒C・・・・

こんな感じです。

ドラマや映画などでは、よく使われる手法ですよね。
サスペンスの事件現場から
いきなり主人公の過去の場面になり、
そこで何かが起こりそうな直前で
またいきなり現在の場面に戻って・・・。
そして
次の回で
いきなり前回の過去の場面の続きから話しがはじまり・・・

これをスピーチでするのがネステッド・ループ。

Nさんには、
3つ話しをネストさせて
それぞれの話しから3つのステートを聴衆から引き出し、
最後に何かメッセージを伝える・・・
という課題を出しました。

アンカー、ミルトン・モデル、スイッシュ、
ヴィジュアル・スカッシュ、タイムラインなども駆使して
聴衆の無意識に変化を起こすネステッド・ループのスピーチです。

課題の説明を聞いているNさんは
首を横にふり、顔をしかめています。
説明きくだけで頭が爆発しそうだと言ってました。

そこで
NLP創始者バンドラー博士の名言が出てきます。
「人生、やるかやらないか、ただそれだけだ!」

昼食のあと、やってみましょうという事で
軽い昼食をとりました。

ネステッド・ループによるプレゼンの舞台は
井の頭公園!

土曜の公園は人がいっぱいです(^_^)
そんな公園のベンチの脇をステージに見立てて
いざ、本番です。
さきほどのストラテジーが上手く作動するのなら
公園で人に見られようが関係ないはずです。

ステージに立つ前に
Nさんは、これまで学んだNLPスキルを駆使して
自分の状態を調整しておられます。

さぁ、Nさんの登場です!

~Nさんのスピーチ~

キャーゞ(^o^ゝ)≡(/^ー^)/”””パチパチ
僕は、拍手をしながら
ブラボーを連発せざるを得ませんでした。

見事なまでのステートチェンジ。
空間にしかけたアンカーもばっちり。
Nさんの話を聞いていた僕も
知らず知らずのうちに、
Nさんが仕掛けてくるステートに誘導されてました。

そして何よりも
とても美しいネステッド・ループになっていました・・・!
パーフェクトです!

Nさんは
話している間じゅう、とても楽しくて仕方がなかったそうです。
そして
早くスピーチをはじめたい!って無性に直前に思っていたそうです。
最初のプレゼンでは
あれだけ緊張して失敗しまくっていたのに・・・。

スピーチが終わったら
何ともいえない充実感と安らぎに包まれていると
ずっと話してらっしゃいました。
Nさんは、その状態を味わいながら
さりげなくアンカリングされていました(^_^)
もう十分にNLPを使いこなされていますよね。

いやぁ、それにしても
Nさんの激変ぶりには、僕も正直いって驚きました。

無意識の素晴らしさと
NLPの凄さを、今日ほど実感した日はないかもしれません。

【追記】
Nさんの最後のレッスンが終わってから1ヶ月後・・・。
僕の携帯にNさんから電話が入りました。
仕事中だったため電話には出られませんでしたが、留守電にメッセージが。
Nさんは、ご自身の講演会が終わった直後に電話を下さったそうで
講演でのスピーチは大成功だったそうです!

人前でのスピーチを考えただけで気分が沈み
顔色まで悪くなってしまうほどのNさんでしたが
見事、NLPを使われて大変身出来たそうです(^-^)

話すのが楽しく、とても気分良くお話できたとの事。
そのお声を聴いているだけで、僕も最高に嬉しい気分になりました。

Nさんから頂いたお便りを
ご本人のお許しを得て紹介させて頂きます。

先生、レッスン最終日の井の頭公園での渾身のレッスン(ネステッド・ループ)は、
私にとって、
それまでのレッスンの集大成となるものでした。

私は、今では、夜勤の時、寝られないと訴える子どもを安定剤なしに、
ミルトン・モデルを使いながら、逆説的なメッセージを入れることで、
およそ10分で寝かせることができるし、
統合失調症(分裂病)と精神科医師から診断された人の幻聴(外から聞こえる)を、
セルフ・トークに移行させ、現実感を高めることもできるようになりましたし、
子どもを捨てるところまで思いつめた母親を、
子どもとのやりとりの際に
脳の中で起きている戦略を掴んで、サブモダリティを変え(デソシエーション)、
状況をリフレーミングしたりして、
1回のセッションで終結(もちろん予後も良好)させることもできるようになりました。

先生に何度もダメ出しされながらのNLPブートキャンプがありありと
それこそ臨場感豊かにいつでもトランスに入って思い出されます。

それにしても、時間が経つごとに先生のレッスンが生き生きしてくるって、
ほんとすごいですね!!!

ではでは

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今日、講演の本番がありました。
終わった後、私の生の声で報告をしたいと思い、電話をしてみました。
(なので、携帯への着信はそういうことです)
結果は大成功!!!
最初にメッセージを含めた形でトランスに誘導し、
子どもの発達、家族について、そして事例という3つの事を
ネステッド・ループでお話ししたんです。
気付いたら、ぴったりな時間に話し終えており、とても楽しかったです。
参加者の感想も面白かったし、よくわかったし、やってみようと思うということで、
私が望んだアウトカムそのものでした。
ほんと楽しかった~。

~中略~

講演終了後、世話人の方から参加者の感想を教えて頂きました。
なんと、「先生のようなステートで(もちろんステートそいう言葉での表現ではない
のですが)、子どもに関わってみます。」とか、
「早く家に帰って子どもと話がしたい」というもので、望んだとおりの結果でした。

それから、これも先生にお伝えしておきます。

なんと、日にちが経つごとに、
先生のレッスンがより臨場感豊かに想起されるのです。
日が経つごとに、ますます、ですよ!!!

それでは

NLP個人レッスンでは
NLPを学ぶ中で、こんなステキ事を体験していただけます。

1回だけの体験コースでは、NLPの習熟度がないので
いきなり凄い事にはならないかもしれませんが
まずは体験コースで
NLPのサブモダリティ・マジックを体感してみては
いかがでしょうか・・・?

NLP個人レッスンのご案内はこちらです。
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