受講生さんのご希望で、今日は新宿御苑にてNLP個人レッスンを行いました(^_^)
梅雨の東京、降水確率も高く、雲もあったのですが
新宿御苑に着いたら、太陽の光がまぶしく、真夏の天気になりました。
アジサイ、つつじ。季節の草花が夏の日差しという自然の照明に照らされて
目にしみるほどの鮮やかさ。
そんな中でのNLPレッスンは
屋内では味わえない面白さがあるものです。
受講生さんは、20代のチャーミングなお嬢さん。
仕事柄、ラポールについての知識はある方だったので
今回は、ラポールのロールプレイングから始めました。
ラポールのシリーズ記事
NLPラポールの本当の意味での共感するという事や、
ラポール構築のスキルを使いながらクライアントさんに二言三言会話する間に
キャリブレーション(観察)をして、実に多くの無意識からの情報を得るという実習です。
キャリブレーションを学べる記事
また、自分の無意識の中のパートとコンタクトをとり
コミュニケーションをするというトランス・ワークも御苑内の日本庭園でしました。
新宿御苑内を歩いて散策する間も、いろいろな話題でお話をしました。
もちろん、僕は、メタモデル、ミルトンモデル、アンカリングのスキルを使いながら
見た目は普通の会話をします。
NLP個人レッスンでは、受講生さんのニーズに合わせたカリキュラムで進めると
ご案内にも書いてあるのですが、
ニーズとは、何も顕在意識で考えたものだけでなく
その時々に受講生さんの無意識が返してくる反応の中に
本当のニーズが隠れていることもあります。
頭で計算しているようでいて、無意識という脳で計算をしている感じです。
新宿御苑は4時に閉じます。
その後は、軽く食事をして、スタバでラテを調達。・・・と、雨が降り出しました。
タカシマヤや避難して、そこで今日の仕上げのワークです。
自己トランス誘導を実習していただきました。
タカシマヤのエスカレータ脇にあるソファで、トランスに入る練習です。
目の前を人が通るし、雑音もかなりあります。
僕がお伝えしている自己トランス誘導は
絶対にトランスに入らないぞと頑張っても、意識がボーッとして
リラックス状態にスピーディに移行できるテクニックです。
1回目の練習で、受講生さんは、すでに軽いトランスに移行されました。
呼吸、瞳孔、肌の血色、眼球運動、どれもトランスに入る兆候を示しています。
受講生さんによると
頭がボーっとして眠い感じで、まぶたが重たく、手が温かい状態だったそうです。
練習をして段取りを覚えたら、
このワークをやる前に、自分自身に暗示を入れてみます。
ちょうど5分後にトランスから抜けて「現実」に戻ってくるという暗示です。
見事5分後に、受講生さんは目を明けて「現実」に戻ってきましたぁ。
この方法は、自己催眠誘導なのですが
応用すると、他の人を相手に気付かれることなく、トランスに移行させることが出来ます。
拍子抜けするほど簡単な方法なんですが
効果は絶大です。夜、眠れない時にも効きますよぉ。
たった5分のトランス体験でしたが
受講生さんは、頭がとてもスッキリしたと、おっしゃってました。
トランスに入っている時は、時間感覚の歪曲がおこります。
トランスに入る前の暗示によっては
数分のトランスでも、1時間リラックスして休んだのと同じ感覚になります。
無意識のお仕事の正確さに、あらためて驚かされます。